木造住宅(徳島県鳴門市)

イエシロアリの被害例(10)

徳島県鳴門市

イエシロアリの被害例
この写真は、2階バルコニーの直下の天井裏の写真です。
写真中央を縦に走るパイプはバルコニーの床排水です。

排水パイプと2階床梁の間に膨れ上がった土の塊がイエシロアリの「分巣」です。

分巣とは、地中にある本巣とは別に建物内に造る衛星基地のようなモノです。

分巣の中には副女王アリが存在する事もあり、産卵してシロアリを増やし勢力を拡大していきます。

床梁に水浸み痕がある事から、バルコニーから水漏れが有り、イエシロアリにとって格好の営巣場所となったと思われます。